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ダブルスーツの特徴
皆さまこんにちは。オーダースーツを作る際にはサイズ感を合わせる事は勿論の事、デザインやカスタマイズも様々ございます。今回は最近流行りのダブルスーツのご紹介致します。
種類とマナー
釦4個の一つ掛けタイプは下の釦だけを留める仕様です。上の2個が離れたV字型で、シャープな印象を与えます。釦6個の二つ掛けタイプは下の4個を留めて上の2個が離れたV字型です。釦の配置がY字型のタイプを「スプレッドアウト」と総称します。 ダブルスーツは釦を外して着用すると横に広がってだらしない印象を与えてしまいます。座っている時も含めて常に釦を留めておくのがマナーです。
ダブルスーツの歴史
ダブルスーツは軍上層部の司令官が着用する軍服として19世紀中頃に英国で作られたのが起源とされています。外で着用する際に左右どちらから風が吹いても大丈夫なように、フロントの合わせ部分を広めにとり風向きに合わせて左前・右前を変えられる仕様に作られていました。時代とともに仕様が簡略化され20世紀の初頭に現在の形に落ち着きました。
合わせるスラックスは?
スラックスはタックを入れて裾をダブル仕上げにしたり、脇に尾錠を付けたりとクラシカルな印象のスラックスを合わせて重厚感を強調してみるとよりお洒落に見えます。
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